当社では、技術力や提案力の研鑽を目的に社内で講習会や実地研修を実施しています。
毎年実施する技術研修会では業務を通じた経験をもとに、課題解決や新工法・新技術など幅広い知識や技能を発表し、資質の向上を図っています。
また、国の施策やガイドラインの制定(改定)、新しい計測機器の利活用、力学の基礎的な勉強など様々なテーマで開催する社内講習や実地研修により技術的知見を広げ、総合的なコンサルタント能力を磨いています。

マルチビームによる三次元計測

マルチビームを利用した測深(計測)は海底や湖底などの地形を高精度に把握することができます。
従来のレッド測深や音響測深は点で捉えた情報から見えない海底や湖底を想像して図化していましたが、マルチビームによる広範囲かつ高精度な3次元データにより海底や湖面を「まるごと可視化」することができるので、漂砂や漁礁などの状況把握や高精度のシミュレーションにより施設管理の高度化や維持管理における経年観察など利活用の幅が広がります。

UAV社内講習会

国土交通省が本格運用を開始したi-constructionにおいてUAV(ドローン)の活用が着目されています。災害現場、高所や危険個所など立ち入りが困難な場所でも素早く状況を把握できるUAVですが、飛行には経験にもとづく安全管理が必須となります。そこで、屋外だけでなく屋内(限られた空間)での定期的な飛行訓練を実施するとともに、機器のメンテナンスや安全飛行について専門家を招いた社内講習も実施しています。

地上型レーザースキャナーによる海岸調査

海岸沿いの飛砂対策の検討に地上型レーザースキャナーを利用しました。広範囲な面的計測により作成した地形の3次元モデルから任意の断面形状を図化することができるため、過去に計測したデータとの差分解析などに利用しています。また、3次元モデルから等高線を作成し標高区分を色分けで表現した(段彩図)では砂が堆積しやすい場所などを可視化できるため、経年変化を比較するアーカイブとして利活用できます。

地上型レーザースキャナーによる護岸調査

護岸の「はらみ出し」の計測に地上型レーザースキャナーを利用しました。計測した数百万点もの高密度点群データから変状の可能性がある任意の断面を抽出して「はらみ出し」の状況を可視化しました。従来の既存資料(縦断図や一定区間ごとの横断図)では確認や比較が困難なピンポイントの形状を可視化することができるので、局所的な劣化診断や被災状況把握などに活用できます。

橋梁点検社内講習会

5年ごとに義務付けとなった橋梁点検をテーマに社内講習会を開催しました。社内の技術士やコンクリート診断士が講師役となり、構造物の劣化、損傷の原因や特徴、損傷の判定、国や自治体の点検マニュアルについて説明を行いました。この講習には橋梁やBOXを専門とする技術スタッフのほか、道路・河川・海岸・港湾などの構造物の維持管理の計画や調査を実施する技術スタッフも参加して各分野での応用について知見を広げています。
※橋梁点検実地研修につづく

橋梁点検実地講習会


橋梁点検講習会につづいて実地研修を実施しました。劣化や損傷の着目点、写真撮影時や損傷スケッチなど、現地での調査におけるポイントについて講習内容を実際に現地で確認するとともに、装備や通行など点検時の安全管理や周辺に居住する方々への配慮について研修しました。

平成23年度 東日本大震災での調査、研修会での講演


平成23年6月に東日本大震災の被災状況の現地調査団に参加した当社社員が平成23年度の長崎県北地方研修会において「東北地方被災地現地調査について」のタイトルで講演を行いました。

日時:平成23年10月12日
場所:吉井活性化センター(ソレイユ吉井)

平成29年度 技術研修会

発表内容
1:周辺家屋に配慮した最適な樋門撤去計画
2:大規模土砂災害に対応した既設砂防堰堤の改良計画
3:山間部における新設跨道橋の土工計画
4:海底地形調査における三次元計測機の特性

平成28年度 技術研修会

発表内容
1:橋梁点検の実情と課題への対応と対策
2:岩屑なだれに対応した既設砂防堰堤の嵩上げ計画・設計

平成27年度 技術研修会

発表内容
1:河川整備計画の現状と河川整備基本方針に見る事例
2:降雨特性の地域性が「ため池設計」に与える影響

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